令和初のメディカルチェックを行いました。
先日(令和元年6月29日)、野球選手数名に対して「整形外科的メディカルチェック」を行いました。
メディカルチェックって何?
メディカルチェックとは、選手の身体、たとえば「関節の可動域」「筋力」「柔軟性」「痛み」などを検査することで、現在の身体の状態を客観的に把握して、障害の予防に役立てようというものです。
たとえば、こんな感じで全身をチェックします↓
参加して頂いた選手のみなさんは、全身の検査を通して体の状態を知ることが出来たと思います。
現在、身体のどこかに痛みがある選手も痛みがない選手も、今回得られた客観的な検査結果とトレーニング方法などから、今後の練習に活かせることがあったのではと思います。
参加して頂いた選手のみなさんには今回の内容に満足していただけたようで、
- 「自分の弱いところと強いところがわかった」
- 「ていねいに教えてくれて満足」
- 「インナー(マッスルのトレーニング方法)やマッサージのやり方が学べました」
という感想をいただきました。
今後もこのような機会を増やしていければと考えています。
また、肩に痛みを訴えていた小学生・中学生の保護者の方ともお話をさせていただきました。
- 選手として能力の高い選手ほど、試合で酷使されてしまう傾向にある。
- 選手が指導者に「痛い」と言いづらい状況があるのでまわりの人は、その選手の異常に気づくのが遅れてしまう。
- 選手の身体のことよりも試合での勝利が優先されてしまう。
実際の現場では、そのような問題もあるようですね。
選手自身がしっかりと体のケアをしていてもチーム事情や指導者の指導の仕方によっては、ケガを避けられない環境が作り出されてしまっている。
球数制限、イニング制限、タイブレーク制導入など、試合でのルール改正も必要ですが、普段の練習や練習試合の段階での選手の育成方法、起用方法を考えることも、ケガ予防に非常に重要なことなんだと感じました。
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