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【シンボックス】股関節が硬いなら、これをやってみて!|整体しんしん(浦添市牧港)

野球選手で股関節が硬いなら、これをやってみて!【シンボックス】

股関節が良く動くことはどなたにとっても大切です。
股関節の動きが悪いと、以下の問題が起こりうる可能性があります。

たとえば・・・

  1. 疲れやすくなる
  2. 足と膝の負担が大きくなる
  3. 腰痛を起こしやすくなる
  4. 運動能力が減少する
  5. 姿勢が乱れやすくなる

など。
スポーツ選手にとっての股関節は、下半身のパワーを体幹~上半身に伝える重要な役割を担っています。
野球選手にとって、パフォーマンスを上げるため、そしてケガ予防のためにも、股関節が良く動くことは大切です。

「高校野球選手における腰痛と股関節内・外旋可動域との関係」(貴志 悠矢ら 2009年)による論文には以下のような考察が記されていました。

野球において体幹・股関節回旋動作は投打ともに重要になる動作である.
今回の結果では、腰痛を訴える選手において非軸足の股関節内旋可動域低下が認められた
これは、投打での体幹・股関節回旋動作時に体重移動に必要な非軸足側の股関節内旋可動域が不十分となり、その代償動作として骨盤・腰椎での過剰な回旋により、腰椎部に力学的ストレスが生じているのではないかと考えられる.
以上のことから、股関節内旋可動域の低下が野球において腰痛を発生させる因子となり得る可能性が示唆された.

股関節内旋(ないせん)は、下の写真のような動きになります。投手の非軸足は、右投げの場合で言うと左脚です。
ワイドアップのときは、このように浮かせた状態で内旋の動きが必要です。

そしてワインドアップから体重移動を行い左足を着地させると、ステップした左足は地面に固定され、その上の左股関節~骨盤~腰椎が動いていくことになります。その際の左の股関節の動きもまた「内旋」の動きとなります(下図)。

この時に内旋の可動域が不十分だと、骨盤、腰椎が過剰に動かざるを得ないということになるわけです(代償動作)。
この過剰な動き(代償動作)が腰椎のストレスを増加させ、痛みに繋がっていくということです。

ですから、ボールを投げる際は、股関節の動き(とくに内旋)が重要になってきます。

「シンボックス」で股関節を動かそう!

股関節内旋可動域を広げるストレッチは様々ありますが、「シンボックス」というエクササイズはとても効果的なので、ぜひ試して欲しいと思います。やり方を撮影したものがあるので、見ながらやってみてください。

最初はなかなか動かせないかもしれませんが、繰り返し行うことで次第に股関節と骨盤が動くようになってきます。
ヒザは90度に曲げて行いましょう。最初は両手を後方に付いたまま行い、慣れてきたら体幹を正面に向けたまま股関節だけを動かせるようにチャレンジしてみてください。
それができたら上級者です!

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