正しい姿勢、正しい歩き方が健康の源
こんにちは、外間です。
今日は、『100歳まで元気でいるための正しい歩き方』(関口正彦著)という本の紹介です。
この本を読むことで、あなたは今までの「正しい歩き方」の概念がくつがえされてしまうはずです。
昨年、著者の関口先生が開催した治療家向けのセミナーに参加させていただきましたが、これまで学校や教科書で学んできた「歩行の基本」のほとんどが「体を壊す」という真実を聞かされ、驚きの連続でした。
関口先生は、多くのスポーツ選手(サッカー、野球、陸上、重量挙げ、ゴルフなど)の動きの指導もされており、その実績は折り紙付きです(^.^)
また、現代の「靴」の形、とくに「インソール(中敷き)」が、現代人の足の形(アーチ)を壊しているということも述べられていて、「3点バランスインソール」の開発もされています。
以下は、この本からの引用です。
- シューズメーカーが「かかとから着地して歩く」を前提にした靴を大量生産して以降、アーチ機能が発揮できない靴がたくさん出回ってしまいました。まさにこのことが、現代人の健康寿命を短くする現況です。
- アーチ機能が発揮できない靴とは、アーチ部分を埋めてしまう靴のことです。
- 「(土踏まずにフィットする、クッションで衝撃吸収する)靴やインソールのせいで健康が損なわれている」というのは、大げさな話ではないのです。
正しい歩き方の秘密とは?
以下の点などについても詳しく解説されています。
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などなど。
ご自身の姿勢や歩き方の改善のためにも、一度読んでみてはいかがでしょうか?
この本で述べられている「正しい歩き方作り」「正しい姿勢作り」「健康づくり」の理論の本質は案外簡単です。
緩みのない体の状態を作る
→ 体幹が安定し、体全体のバランスが良くなる
→ 安定した体が関節を守り、ケガをしにくくなる
→ 健康な体になる
ということ。
「ゆるみのない体の状態を作る方法」は多岐にわたりますが、普段から意識できる「正しい歩き方の秘密」を1つ紹介すると…
「つま先から歩く」です。
最初はなかなか受け入れがたいかもしれませんが、続けているとこの歩き方に慣れてきます。
私も仕事中やウォーキングをする際は、つま先から歩くことを意識しています。
そうすると自然と腕が振れて、姿勢がピンと立ってくるんです。
騙されたと思って試してみてください(^^)/
当院でもこの理論をもとに「歩き方指導」「姿勢改善指導」を行っています
整体しんしんでは、五十肩、ひざ痛、腰痛など体の痛み全般に対して施術を行っています。
とくに重要視しているのは、全身のバランス(筋力や柔軟性など)。
これらのバランスが崩れて偏ったカラダの使い方が習慣化してしまうと、姿勢が悪くなってあちこちの関節が痛みを出してきます。
施術をして一時的には改善するものの、一定期間が過ぎてしまうとまた元通りになってしまう方もしばしば。
ある程度繰り返し継続して施術を受けることで、姿勢の崩れや痛みの症状が良くなったり悪くなったりの波は小さくなってくるのは確かです。
ですが、もっと早く症状を改善させるためには、自宅やオフィスなどで1人の時間をとって「運動」や「ストレッチ」を行うこと。そして、「正しい歩き方」「正しい姿勢」で常にいられれば、体の痛みを心配することなく旅行に行ったり、スポーツをしたりすることが出来るようになります。
アスリートでもこの体の使い方を実践することで、
・ケガをしにくい体が作られる。
・無駄な力で立たなくて済むので、パワーが発揮しやすくなる。
・スポーツの試合でパワーが発揮できる。
という効果が期待できますよ。
「3点バランスインソール」は「正しい歩き方」「正しい姿勢」のためのツール
関口先生が開発された「3点バランスインソール」は、当院でも取り扱っております。
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